目次
ルビィのぼうけんとは

プログラミングを学ぶのにパソコンは不要!
この絵本では、4~11歳の子どもが親と一緒に楽しめます。
「ルビィが宝石集めのぼうけん」と「れんしゅうもんだい」の2部構成になっています。
プログラミングに必要な考え方だけをしっかりと学べます。
たとえば、
「ぼうけんパート」では
主人公のルビィにお父さんが「学校に遅れるから早く着替えなさい」と言います。
ところが、具体的な指示として
「パジャマを脱いで、洋服を着なさい」と言わなかった。
そこで、ルビィは「パジャマの上に洋服」を着てしまう。
「ルビィ、部屋のおもちゃを片付けなさい」と言うと、
なぜか紙とペンが床に置きっぱなしになります。
なぜなら「紙とペンはおもちゃじゃない」コンピュータには
正しく指示を伝えることが必要ということなんですね。「れんしゅうもんだい」のパートでは
「起きる、ベッドの布団を整える、歯磨きをする」
といった「一連の動作」を分解して、順番に並べてみる順を追って説明できるか。
間違っているとしたら、どこに間違いがあり、なぜ問題だったのか、
分解して、正しく直すことができます。コンピュータには、正しい順番で、命令を伝えないといけない。
「シンタックス(コンピュータ言語における規則)」
といった考え方があるんですね。
プログラミングの楽しさって何?
自分のアタマの中にある「想像」を、「動くものにできる」から。
この本が、その楽しさを知る一つの入り口になってほしいというのが、
この本の著者「リンダ・リウカス」さんの願いだそうです(^_-)
フィンランドはプログラミング大国
フィンランドから生まれたものが多いのです。
フィンランドから生まれました。
だから、わかりやすく本にできるんですね。
プログラムを女性に学んでもらいたい
絵本を作った リンダ・リウカス さん

リンダ・リウカス
リンダ・リウカス さん紹介文の抜粋
フィンランド、ヘルシンキ出身のプログラマー、作家、イラストレーター。
プログラミングの世界での中心人物のひとり。
Rails Girlsは、あらゆる場所で若い女性に
プログラミングの基礎を教える団体を立ち上げて
ここ数年間で160 を超える都市でワークショップが開催。
10,000人以上の女性がプログラミングの基礎を学んでいるとのこと参考:株式会社翔泳社さんのプレスリリースより
なぜ今、プログラミングか?
現在、アメリカの スタンフォードやハーバード大学では、
コンピュータを学ぶ学生のうち女性が男性を上回っています。
コンピュータへの興味関心は、男女ともに高まってきている証拠ですね。
近い将来、世の中の問題解決にコンピュータが
使われるようになることは間違いないと言えます。
私たちはそんな未来に
備えておかなければいけません(^_-)
4〜12歳の子たちは
「自分は何が得意で、何が苦手か」を勝手に自分で
決めてしまいがちな傾向がありますが、、、
大人である私たちが、様々な面白いアプローチを考え、
子どもたちの可能性を広げてあげたいですね!
参考文献:
親子のための「ルビィのぼうけん」ワークショップレポート(学研)
https://kids.gakken.co.jp/parents/digital/rubynobouken/世界中の女子よ、プログラミングを始めよう!(ダイヤモンドオンライン)
http://diamond.jp/articles/-/97796ルビィのぼうけん 公式サイト
http://www.shoeisha.co.jp/book/rubynobouken/play


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